高速型ルータ一分割装置

特長

ECL2025S-2SP型 ・ ECL3325S-2SPS型
■ 標準型ルーター分割構造に2スピンドル機構を組み込み1シート基板を2箇所同時に分割を行っています。

■ 標準型構造に対しそこそこな費用アップにより高速分割が可能です。小型基板の量産に向いております。

ECL2025T-2SP型 ・ ECL3325T-2SPS型
■ 1.標準型ルーター分割構造に対し旋回テーブルを組み込み基板出し入れ時間の短縮を目的とした装置です。

■ 2.旋回テーブル型に2スピンドル機構を組み込みますと分割速度は業界最速となります。

商品詳細、価格、資料はこちらです。

仕様

 

形式

A

B
ECL2025S-2SP 810 680
ECL3325S-2SP 890 700
 

型式
2スピンドル ルータ分割装置

ECL2025S-2SP型
* PAT5305733

ECL3325S-2SPS型
* PAT5305733

対応基板サイズ 最大200×250mm 最大250×330mm
対応基板厚さ 0.4~1.6mm
実装部品高さ 上側 最大13mm、下側 最大20mm
送り速度 最大500mm/s
分割精度 ±0.1mm [装置としての繰り返し精度は±0.02mmです]
X・Y軸駆動 サーボモーター100W
ボールスクリュー リード12mm
Z軸駆動 エアーシリンダー駆動 上下ストローク20mm
スピンドルモーター DCスピンドルモーター90W、最大回転数40,000r/m、コレットチャック径3.175mm
Z軸切り替え方法 エアシリンダー駆動メカにより2mm切り替え [使用経過時間により切り替え]
スピンドル間隔調整範囲 41~100mm
補完 直線補完
制御方法 PLC制御
データ記憶数 30データx60分割箇所
データ入力方法 ダイレクト設定
使用諸源 電源AC100V、エアー5kg/cm

形式

A

B

ECL2025T 800 1000
ECL3325T 920 1140
ECL2025T-2SP 960 1000
ECL3325T-2SP 1080 1140
 

型式
旋回テーブル型ルータ分割装置

ECL2025T-2SP型
* PAT5305733

ECL3325T-2SPS型
* PAT5305733

対応基板サイズ 最大200×250mm 最大250×330mm
対応基板厚さ 0.4~1.6mm
実装部品高さ 上側 最大13mm、下側 最大20mm
送り速度 最大500mm/s
分割精度 ±0.1mm
[装置としての繰り返し精度は±0.02mmです]
X・Y軸駆動 サーボモーター100W
ボールスクリュー リード12mm
Z軸駆動 エアーシリンダー駆動 上下ストローク20mm
スピンドルモーター DCスピンドルモーター90W、最大回転数40,000r/m、
コレットチャック径3.175mm
Z軸切り替え方法 エアシリンダー駆動メカにより2mm切り替え
[使用経過時間により切り替え]
スピンドル間隔調整範囲 41~100mm
補完 直線補完
制御方法 PLC制御
データ記憶数 30データx60分割箇所
データ入力方法 ダイレクト設定
使用諸源 電源AC100V、エアー5kg/cm

分割時間の計算

2スピンドルルータ一分割装置ECL3325S-2SP型の場合 * PAT5305733
下記の分割時間測定サンプル基板図面を分割した場合の分割時間を計算します。

分割時間測定サンプル基板図面

[ 分割条件 ]   [ 計算結果 ]  
使用ツール径 1.0mm 分割時間合計 7.47秒
ツール回転数 40,000r/m 早送り時間合計 7.28秒
分割送り速度 13.4mm/s 上下時間合計 7.2秒
早送り速度 750mm/s 合 計 21.95秒
21.95秒×1.1=24.15秒
分割箇所数 1スピンドルあたり18箇所〔分割距離3.5mm〕    
[注意]

図面分割箇所に添付してある番号は2スピンドルにて分割した場合の分割順を表してあり、左側をメインスピンドル、右側をサブスピンドルにて分割を行いま す。5・6 ・11・16番号位置はメインスピンドルにて分割を行いサブスピンドルは分割動作を停止して分割を行うものとします。

分割時間は24・15秒で分割開始から原点位置に戻るまでの時間とします、この他に作業者により基板出し入れに必用な時聞が掛かります、仮に出し入れ時間が15秒とすると1シートの分割時間合計は24・15秒+15秒=39・15秒となります。

旋回テーブル型ルータ一分割装置ECL3325T-2SP型の場合 * PAT5305733P

[注意]
基板分割時間は2スピンドルルータ一分割装置と同じとなります。

1スピンドル型と旋回テーブル型を組み合わせた場合の分割時間合計は、分割に要する時間は24・15秒+テーブル旋回時間を2・0秒、更に集塵ダンパーの 開閉時間に2・0秒が必用の為合計時間は28・15秒となります、作業者による基板出し入れ時間は24・15秒以下であれば連続分割は可能となります。

2スピンドル機構と旋回テーブル型の組み合わせ時の分割時間は28・15秒となります。

上記基板出し入れ時間をより短縮したい場合は排出用トレーを使用しますと出し入れ時聞が8~12秒位まで滅ります。